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サインシステムをやらない理由 [架空鉄道]

 多くの架鉄では、サインシステムを公開しているところがよくあります。加賀電でもちょっとしたサインシステムの決まりみたいなのはあるんですが、それを事細かに公開することはおそらくありません。
 俺の鉄道というのはすべて風景と込みで見ている。だから特定のパーツだけを抽出して紹介することは(演出として意図的に抽出する例を除いて)基本的にありえません。たとえば方向幕を紹介するページを作ったとしても、このような紹介にします。
名称未設定.jpg

 で、個人的にはそういったパーツに興味は無いのですが、ポリゴンで絵を描く以上、枯れ木も山の賑わいとばかりにある程度は作らなくてはなりません。現在新小松駅のデータを作っているところですが、たとえば駅のホーム表示はこんなテクスチャを作っています。
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 特にこれといった個性があるわけではないのですが、ちょびっと手間がかかっています。しかし悲しいかなこういうテクスチャを細かく作っても、画面にそれが反映されるわけではないのです。上にある番線案内のテクスチャを使用した結果が以下の画像です。
名称未設定.jpg
 …文字なんてつぶれてしまいますから、書体を云々しても仕方がないのがお分かりいただけるかと思います。でもこの掲示板なんかまだましなほうです。たとえば上の画像で言うと奥のほうにショーウインドーがあります。デパートの地下に発着するのでそれっぽく作ったわけですが、電車が入線すると

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 せっかく作ったショーウインドーが見えなくなります。いわんや2番乗り場に列車が入ると

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 作ったものがほとんど隠れてしまいます。ポリゴン描画は一度データを作れば視点変化は自由自在というメリットがありますが、一方で見えないところも造りこまないとさまにならないというめんどくささもあるのです。そんなもんでさまざまなサインシステムにやる気が出るわけも無く、勢いテクスチャは適当となるわけです。

 まあそんなわけでサインシステムをやらない理由を語ってみましたが、じゃあ2Dならサインシステムに凝ったかというとさにあらず。俺にはそういったセンス(デザインの知識)が致命的に欠落しているので無理です。

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