SSブログ

ライバルが生まれると俄然やる気が出るのであった [架空鉄道]

加賀電は一通りコンテンツも揃い、そろそろ安定期に入ろうかという感じでした。実際のところ俺は飽きっぽいので、ひとつの架鉄と付き合うのは半年といったところ。加賀電もそろそろ潮時かなという感じでした。
ですが今までと違い、至らないところにいろいろと手を入れたくなってしまうのです。べつに加賀電に愛着があるかといえばそうでもありません。確かに俺好みの都市間電車で標準軌という要素はありますが、だからといって愛着がわくほど隙というわけでもないんですよね。路線距離も短いので車種もそれほど増やせない。歴史? 冗談じゃねえ。
じゃあなんで?更新を続けているの?

ここ最近のおもだった更新は、車両画像のディテールアップや設定の見直しです。行き当たりばったり作ってるのでけっこう設定に穴や矛盾が出てきます。それの修正や調整をけっこうやっているんですね。すでに画像は完成時より半分くらい入れ替わっていますし、ポリゴンモデルもけっこう作り直したり手をいれています。
今週末は730形のディテールをいじってました。ステンレスの質感やコルゲートの形状が気に入らなかったんですね。奥が改造前、手前が改造後です。車体の質感、コルゲートや窓の形状が変わっているのがわかっていただけるかと思います。


このくらいの引きだとあまり大差ないように見えますが、ある程度寄りの画像を作るとけっこうな差となって現れます。


まあ瑣末といっちゃ瑣末ですが、コルゲートの表現はほぼ満足いくものになりました。
とはいえなぜこのようなことにこだわりだしたかというと、やはり他所のサイトに素晴らしいものがちらほらとあるからです。具体的にどことは申しませんが、「おぬしできるな」というサイトをぽつぽつと見つけてしまったのです。設定に優れたサイト、ビジュアルに優れたサイト。アプローチは加賀電とは異なりますが、いい物を見せられれば当然自分のサイトの至らぬところが気になります。
勝ち負けじゃなくて、意欲がわくんですね。「もっとイカしたサイトにしたい」と思うわけです。

かつて2ちゃんねるで架空鉄道が盛り上がったときは、素晴らしい出来のサイトがいくつも登場し、お互いが切磋琢磨していました。それゆえに大いに盛り上がった部分もあります。翻って現在は、正直な話ウォッチャーの立場で言うと箸にも棒にもかからない架鉄ばかり。これでは自分の架鉄の意欲もなかなかわきません。

しかし最近になって、独自の技法で素晴らしいイラストを掲げる架鉄、興味深い車両デザインを提案する架鉄が登場しました。見ているとたいへん刺激を受けます。ブログに根拠のない設定を殴り書きしたような架鉄や、仏作って魂入れずのような正面図・側面図を羅列しただけのような架鉄に食傷気味だった俺は、今俄然やる気を出しています。

ただ、俺は、どこかの架鉄とつるむことを望みません。素晴らしい架鉄を見ることは大好ですし、掲示板やtwitterなどで聞きたいこともいっぱいあるけど……俺は孤高を貫きます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。