ハッタリの効能 [架空鉄道]
800形はいろいろとスタイリング的に迷走状態が続いたので、とにもかくにもそれなりに形になってほっとしているところです。自分で言うのもなんですが、そこそこサマになってるんじゃないかと思います。200形と並べるとモデリングした当初はずいぶん派手に見えた200形がかなり物足りなく見えるので「スイスらしい華やかさ」の演出はそこそこできたのかなと思っています。
で、せっかくだからカタログらしきものを作ってみようと思って、側面図と正面図を起こしてみました。ポリゴンだとこんなことも視点変換一発でできてしまうのでたいへん楽ですが、出来上がった画像を見て唖然としました。
なんじゃこりゃと。
俺が必死こいて、レンダリング時間の増加を覚悟して作った三次曲面の先頭部が見事に表現されていないのです。これだけ見るとなんともしょっぱいスタイリングになってしまいました。俺の作風は「眺める」ようにできているのであって「見つめる」ようにはできていないんだなというのをいまさらながらに痛感した次第です。
逆に言うと俺の場合、風景と視点変化がなかったらビジュアル的には凡百以下の架鉄になってしまうというわけです。
側面図の世界では極まったドット絵を描く人が何人もいるわけでして、見つめる系のイラストは自分には(根気的に)まず無理なのでただただ尊敬です。
とにもかくにもとりあえずスタイルは決まった。あとはシステムだな……