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はじめてのかくうてつどう [架空鉄道]

今でこそ106キロでちんたらかっ飛ばしてる枯れた架鉄をやっている俺ですが、はじめて脳内から紙の上(当時はwwwなんて気のきいたものは庶民の手元になかったのだよ)に落とした架鉄は、山中急行電鉄といいました。トミー9ミリゲージの相対式ホームかなんかが「山中駅」だったと思うんですが、それからの命名です。
で、山中急行電鉄の路線ですが

本線:釧路~函館~青森~浦和~桜木町~天王寺
オホーツク線:大通~旭川~網走~稚内
日本海線:浦和~長野~富山~金沢~山中温泉

他にもいろいろありましたが、まあこんな感じでめちゃクソでかい架鉄でした。本線の釧路~天王寺は普通電車が10分ヘッド、その間を最高速度300キロの特急が1時間ごとに走っていました。平均駅間距離は青函トンネル区間を除いて1キロ。言ってみれば延長2,000キロ近い飯田線普通電車みたいなのが10分ごとに走っていたわけです。
まあ正直言ってひどい。どんなに贔屓目に見ても人様に見せられるような架鉄ではありません。しかし、本人はまんざらでもなかったようで、けっこう気に入っていました。少なくとも技術史にわずかな矛盾があるから全部放棄だ! なんてかんしゃくは起こしませんでした。

いや、本当に楽しかったのよ

加賀電も楽しいです。小ざかしい知識を詰め込んだ、どこかいびつな架鉄ではありますけど、本人はまんざらでもないと思っています。MB系のモータがWNドライブをぎゃんぎゃん鳴らして走る架鉄は、小規模ですが気に入っています。
その楽しさにおいて、山中急行電鉄と加賀電鉄は等価なんですね。

web架鉄には箸にも棒にもかからないような架鉄がたくさんあります。個人的なことを言わせてもらえば、鑑賞に耐え得る架鉄車両なんてほとんどありません。だけどそれをもってして架鉄のレベルが下がったなどというつもりもさらさらありません。
その架鉄を楽しんでいる人がいるという事実が大事だと俺は思っています。
……いや、書棚に学生時代(だから20年以上前)のノートがあったのよ。それに架鉄車両の絵が描いてあったんだけど
うっわ
…さすがに展望席こそないものの、システム構成がたぶん加賀電の200形や800形とほぼいっしょ。
うあああああ
……20年の進歩のなさに泣いてもいいですか


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