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よそ様のおもちゃで遊ぶ以上は [サイト運営]

JRツアーズは営業キロは3,000キロ以上ありますが、第2種鉄道事業者ゆえに自らの路線は所有していません。そのかわりJRの車両が入れる路線ならJRに限らず民鉄だろうが第3セクターだろうがガンガン乗り入れできてしまいます。ついでに言うと架空都市だって軸重10.6トンを許容してくれるなら喜んで乗り入れてしまいます。つまりこれは俺なりの「乗り入れ架鉄の提案」なわけです。
で、乗り入れを行うに当たっての最低限の礼儀として俺は「相手の架鉄の世界観を極力いじらず、自分が合理的に解釈して俺の世界観に取り込む」ことにしています。小野川電鉄に関しては俺なりの解釈がもちろん混ざっていますが、俺が小野川電鉄のwebを熟読し、小野川電鉄が持つ世界観を極力崩さないよう「とりのうた」を乗り入れさせています。
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今後の予定としては羽根さんが設定した豪華列車「和」をJRツアーズの世界に取り込むつもりですが、82系客車「和」のよい点悪い点を検討し、そこから487系「エルドラド」、555系「シャングリ・ラ」へと発展した、という流れにしたいと考えています。「和」の設定やコンセプトはいじりません。「和」がどのような流れを経て「シャングリ・ラ」につながったのかを作るのが俺の仕事です。

実はこれ、なかなかエキサイティングな話でして、「和」は羽根さんの考える豪華団体列車、「シャングリ・ラ」は俺の考える豪華団体列車なわけですが、一人で楽しむ架鉄ではなかなか難しい「異なる考えを持った人間が開発した車両」という遊びができるんですね。形を変えた合同架鉄とでも言いましょうか。「シャングリ・ラ」を設定した理由は「俺なりの『和』ってどんな形なんだろう」というところから始まっています。そんなわけで羽根さんに「このおもちゃ貸して」という感じでJRツアーズに登場させる次第なのであります。

他人のおもちゃで遊ぶのはそれはそれで楽しいものですが、世界観のすり合わせはしたほうがいいとおもうし、あまりにも相手と自分で世界観が異なる場合は、相手の世界観に合わせるのが、せめてもの礼儀じゃないかなと思ういます。やっぱさ~、みんなでスーパーカー消しゴムで遊んでいるのに、横から怪獣消しゴム割り込ませて「怪獣だから自動車なんか潰しちゃうぞ~、みんなも怪獣ごっこやろうぜ~」なんて言っても誰も喜ばないわけでして。
やっぱりいっしょに遊びたいなら、せめて相手が何を楽しんでいるかは知っておいたほうがいいんじゃないかなと思います。

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