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最高速度を15キロあげようかと思う [架空鉄道]

加賀電の最高認可速度は106キロですが、10月の新ダイヤで特急を15分間隔運転を行うため、単線区間(能美~白山間)を7分で走ることが必要になりました。現状8分運転ですから1分の短縮が必要なわけですが、106キロではランカーブをどういじっても7分での運行は無理。そこでこの区間に限って最高速度を121キロにアップすることにしました。
加賀電は新小松~金沢中心部の直行需要が旺盛で、毎時4本運転はなんとしても実現したい。しかし単線区間での入れ違いが発生するとスピードダウンになって商品価値が落ちてしまう。それを踏まえて毎時4本運転において以下の方法を考えました。

(1)特急を寺井駅に止めて、単線区間の通過区間を短くする
(2)能美~寺井間の1区間だけ複線化する
(3)能美~白山間の最高速度を121キロにする

お金がかからないのは(1)ですが、所要時間は2分程度延びてしまいます。(2)は無理なく運転本数が増やせますが、費用が莫大なうえ、実施までに時間がかかります
そういった理由で(3)を選んだわけですが、これにしてもすんなりいきません。
車両性能の面では、特急は200形限定とすれば問題ありません。問題は現状の閉塞割で121キロ運転が可能かどうかです。加賀電は4灯5現示の信号システムを採用しており、減速信号は70キロです。106キロから36キロ落とすのは問題ありませんが、121キロからだと50キロ落とす必要があります。能美~白山間の閉塞割は平均540メートル。辛うじて減速が間に合うということで可能となりました。これが白山~武蔵が辻間の閉塞割320メートルですと、YGFの現示を新設したり、YGを重ねるなどの対策が必要となり、コストがかかります。今回最高速度をあげるのが能美~白山間限定なのは閉塞割をいじらずに速度向上ができるのがこの区間だけだからです。

ちなみに能美~白山間で浮いた1分は他の区間の余裕時間にのせるので所要時間は24分のままの予定です。


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